じねんじょの里だより

春分 (末候) かみなり、すなわちこえおはっす

桜の開花たよりが聞こえてきたとおもったらもう満開、今週末は散り始めとのことです、もう四月、(かみなり、すなわちこえをはっす)春の雷は恵みの雨を呼ぶと兆しとして喜ばれた、今年は雹交じりで葉物野菜は穴だらけ、梅の実が育つか心配です、自然は人間の思い通りにはなりませんね、特に近年は暑ささむさにオロオロいたします、これもまた人間のなさる結果なのでしょう、謙虚に自然と向き合わなければなりませんね、、自然薯はコブシと椿が満開です。

春分 

春分は太陽が真東から登り真西に沈む、昼と夜の時間がほぼ同じになる事から、二十四節気では大きな節目の日、現在でも(春分の日)は、自然をたたえ、生き物を愛しむ日とされている、春分の日を中日に前後三日を含めた七日間が春の彼岸、先祖の供養をするほか、かっては農作業事始めの神事を行っていた、(暑さ寒さも彼岸まで)という言葉もあるように、過ごしやすく活動しやすい季節を迎える、(さくらはじめてひらく)次候 今週は桜の見ごろ、自然と触れ合う機会、、、最近遠くからのお客様が増えました、野菜のおいしさを実感していただき、旬の味覚を堪能、今はフキのトウ、せり、うど、はたまねぎ、それに菜花が美味しい時期です、土と太陽に感謝、季節に感謝、野菜に感謝し滋味を味わいください、亭主、合唱。

二十四節気 啓蟄、末候、 なむしちょうとなる

三月も二十日になると虫たちは活発に行動しさなぎに変わりやがて蝶と変身、飛び立つ、葉虫は大根やキャベツに青虫で住み着く、野菜畑では虫との対峙が始まる季節、春の到来、桜の開花は今年は早め,畑作業を急がねば。

 

今朝の収穫

裏の竹林においてあるほだぎからおいしそうなシイタケが出ていました、含め煮にでも、、、芽キャベツも食べごろ。

二十四節気 啓蟄

土の中で冬ごもりしていた虫たちが、穴を啓いて地上に這い出して来るころ、を(啓蟄)と呼びます、春の雷がひときわ大きくなることから昔の人は冬ごもりの虫たちが雷に驚いて這い出すと考え、春雷のことを(虫だしの雷)とな付けたりもした、まだ寒い日もありますが日は長くなり優しい日差しとさわやかな風は人も生き物も心を弾ませる季節を感じます、自然薯では井戸端の梅が満開で香りがたなびき、畑の菜花も咲き始め、葉野菜を勢いよく新芽を出し始めました、隣の畑の感動野菜をぜひ味わいにお越しください。

雨水と桃の節句

節分が過ぎ季節は雨水、いままで降っていた雪が雨に変わり山の雪が解け始め里の田畑を潤い始めると農作業の始まり、二十四節気、雨水は三月五日ごろまで、その間の三月三日は桃の節句、もともとは旧暦三月の最初の己の日、蛇の脱皮になぞり生まれ変わる心身に清める習わしがやがて女の子の健康を祈るひな祭りに変わったといわれています、雛飾り、桃の花、どれも日本の四季を感じさせる行事ですね、ここ数日の暖かさで梅の開花が進みました、桃の花はまだ蕾ですが明日には開きます、自然薯では食後にひなあられを一つまみ、畑の野菜と春を召し上がれ。

梅の花の開花と淡雪

今朝は昨夜からの雪がうっすらと積もっています、今朝は井戸端の梅が咲き始めました、もう春が間近いのでしょう、来月になったら畑もジャガイモの植え付けを始めないと、、、玉ねぎもこれから伸び始めます。

雪をかぶった野菜たち。

もう季節は雨水、雪に変わって雨になるとのことなのに今朝は小雪が舞っています、厳冬を過ごした野菜ですが滋味はむしろ増しています、土の下の野菜は季節柄身体を温める作用が強く、旬の役目を担います、今日の野菜は赤芯大根、あやめ蕪、人参、ブロッコリー、日の菜蕪、など滋味の増した野菜たち。

立春も過ぎました。

二十四節の立春も過ぎ旧暦ではまた新しい年の始まりになりました、初候、はるかぜこおりをとく、東からの暖かい風が厚く張り詰めた氷を溶かし始めるころとあります、もお春の気配が感じるようです、これから三寒四温が始まりじょじょに春めいてくるようです、井戸端の梅も蕾の先が赤く色付始めました。

名残雪の畑

大雪の雪が畑にのこり、まだ野菜たちが頬かむり、しばらく解けません、来週はもう節分で立春、春が近くにありますが

寒さは続きようです。