2月14日 新しい春の始まり。梅の開花が2週間早く。 二十四の節気、新しい一年が始まりました、日本には、春夏秋冬の四季だけで無く、二十四の気と言う季節、七十二もの候という季節があり、旧暦を元に暮らしていた時代には、人はそうした季節の移ろいを細やかに感じて生活していました。旬のものを戴き、季節それぞれの風物詩を楽しみ、折々の祭りや行事に願いを込めて来ました、自然の流れに寄り添う生活は今の時代にも大切なもの、人に身も心も豊かにしてくれるものに満ちています。
2月1日 大寒、末候 鶏始めて乳す(とりはじめてにゅうす) 鶏が玉子を生み始めるころ。季節の変わり目に当たる立春、立夏、立秋、立冬の前日がすべて節分とされていました、一年の節目に当たる春の節分に重きが置かれ始めたのは室町時代からだそうです、季節の変わり目には悪鬼が出てくる言われ、豆が(魔滅)の音に通じる事から(鬼は外福は内)のかけ声でまめを蒔く習わしになった戸の事です、栃木の郷土食 しもつかれ は節分の残り豆と、暮れから食べ始めた塩引き鮭の残り頭で作り始めたのが始まりになりました、今年は(朱か巡り)成る企画が催され、広く(しもつかれ)を広める活動をすることになりました、じねんじょの里 も参加、しもつかれを一口召し上がり、節分を感じてください。
1月16日小寒 末候 雉始めて鳴く (きじはじめてなく) 小正月の15日、きじの雄が、雌に恋して鳴き始める頃。旧暦の15日はちょうど満月を迎え、新年最初の満月の日、正月を祝う習わしでした、本来はこの日までが松の内、小豆がゆを食べて女正月を祝いました。店の野菜。
1月3日 冬至 雪下麦を出す(せつかむぎえおだす)正月 降り積もる雪の下で、麦が芽を出す頃。一月の正月と七月のお盆、半年に一度州ks区に感謝し、豊作を願い、そして先祖を敬う儀式は、古い時代から行われてきました、正月にお招きする年神様は、田の神様であり、ご先祖さまでもあります。今日は恒例の子供たちとの新年会、餅つきできな粉、あんころ餅、大根餅 など思い思いの食べ始め、穏やかな正月です。
12月21日 冬至(初候)乃東生ず (なつかれくさしょうず) うつぼくさの芽が出る頃。候の言葉、ゆずとゆず湯、からだをあたためて風邪知らずに、旬の草花、千両、万両、旬の魚介、マグロ。寒空の窓越し、干し柿と霧雨、昨日から販売の干し芋。
12月15日大雪 末候 さけむらがる。 鮭が群れをなして川を遡るころ、とあります、、、今年はやはり暖冬です、まだ畑に霜柱が見られません、 しかし寒暖の差が激しく、年寄りには堪えます、まだ畑が健在でゴボウ、金時人参など店先に並べられます、気候は年々不順差が大きく成るように感じます、もう一人一人の少しずつの行動を起こさないと手遅れかもしれません、、年寄りは明らかに昔と違う天候を憂うのですが、、、店に並べた野菜たち。
12月6日小雪 次候 朔風葉を払う さくふうはをはらう 冷たい北風が、木の葉を払う頃、朔風(こがらし)のこと、少しずつ冬の気配、木の葉が木々から舞い落ちて、枝が風に音を鳴らす風景が多くなり始めました、つるした柿のみが細りながらうまみを形にしていきます、暮れの夕日が短くなり、一層わびしい冬の夕暮れを感じます。今朝の畑の西洋からし菜、芽が出た蕪、葉の落ちたコブシとこれから実だけ残るはぜの木、、、